<傲り消滅>

傲り消滅、自覚しかない。


「努力して 身に付けたのは 傲りだけ」


「傲ってた 過去の自分が 突き刺さる」


「甘かった 未熟な自分 身に染みる」

傲り消滅マスター

 

傲り消滅マスター:「それは敵ではない。自らの恐れだ。  敵だと思っているうちは、絶対に勝てない。」

 

傲り消滅マスター:「勝ち組になったときこそ、傲り消滅に敏感であれ。」


傲り消滅マスター:「一番乗りの傲り消滅者が一番かっこいいんだ。相手の出方に惑わされているようではまだまだだ。まあ、結局、勝とうとして傲り消滅するならばそれも傲りだけどね。そう、その矛盾を乗り越えて調和に導く意志こそが傲り消滅の道なのだ。」


傲り消滅プランナー:「私たちは、人生視野の継続的な傲り消滅をサポートいたします。傲り消滅してこそ、すべての人がより良い人生を歩むことができると信じています。よりきめ細やかに安心感とともに傲り消滅へ導いていきたいと思います。」


傲り消滅プランナー:「私たちは、『傲り消滅』をソフト・ランディングで実現していきたいと考えています。」

書籍


「これからは傲り消滅」

 人は何度でも傲りが現れる。全然傲りが取れない。でも、何度でも試みる未来志向の傲り消滅術を紹介します。

 

「退却の流儀」

 妥当な引き際を見定め、潔く美しい後味を残す退却技を極めます。行き過ぎた経営や止まらない傲りに歯止めをかけ、すべての人に満足をもたらす貢献的な退却法を身に着けます。「逃げたんじゃない。前に進んだ結果なんだ。」など、先人からの数々の名言も紹介。断片的な知識ではなく、高い理解の下に確かな納得感へ導き、高い救済感を打ち出す良書。私たちにもきっと、いい退却ができる。

 

「快適左遷生活」

 この本では、古代の権力闘争に敗れた者の教訓、中世ナポレオンの島流し、干された大企業役員、現代の政治家の失脚、町内会会長の夜逃げなど、様々な左遷経験者があなたをお支えします。


「~攻略本~ 前世代のおごりを潰す技術」

 前世代の傲り、すべて攻略します。これを読めば、ラスボスも倒せます。

「上司の傲りを挫く力」

 上司の傲りに振り回される、可哀想な部下たちよ。経営者の傲りに振り回される、可哀想な管理職たちよ。君たちに確かな力を与えよう。傲りのある者だけに突き刺さる、暗号化された皮肉の戦術を極めます。「傲り審査基準」に照らして「傲り」が認められる場合や、上司の傲りと自らの傲りを比較衡量し「上司の傲りが勝ると明白に認められる場合」、「上司の傲りが勝るとの合理的な理由がある場合」にその戦術を行使することが許されます。

傲り消滅大学


傲り消滅大学の学長:「みんなの心の中にもともと備わっている『傲りの心』を、消滅させていきたい。」


傲り消滅大学の学長:「もともとあなたの中に傲りがある。もともとあなたの中には潜在的に傲りの心が眠っている。私たちはそれを最大限消滅させていきたい。」 


傲り消滅大学の学長:「人によって、傲りの発生するの事柄やタイミングは異なります。そのため、私たちは一人一人のご事情に合わせて傲り消滅を導けるようにカリキュラムをつくりました。」

 

 

< 授業科目群 >


サボりの流儀
降格の哲学
失脚の美学
左遷の品格
退職の倫理
無職の仁義
ニートの心得

 

快適左遷生活
失脚百選
正当派 合法報復術
皮肉のライセンス

朽ちない技術
マイナスからの再生
蘇る意志
セカンドライフ総合計画
より大きな秩序を解して

 

本格派 土下座入門

最新版 土下座ライフ
伝統派 賠償ライフ


傲り消滅入門

傲り消滅マスターの人生
傲り消滅生活


トイレ・クリエーター入門
トイレの創造力

先端トイレ事情



ライフプラン


〇 最新版 謝罪ライフ

〇 伝統派 賠償ライフ

思考


〇 組織を見れば、経営者の傲りとか、見える者には大体見えるんだよ。そういう意識があるか、ないか。人によって妥当性の精度は違うが、誰もが感じるだろう。そういうこと分かっていた方がいいと思う。


〇 多くの人は、努力量に比例して傲りが大きくなりやすい。私もそう。たぶん、努力した自覚が全部、思い上がりなんだなぁ。悲しいけど、偉くなろうとして努力している者はみんなそうなるだろう。何かから逃れるために力を得ようとすると、大体そうなるだろう。では何のために努力するスタンスを持つべきなのか。人それぞれだろうけど、人によってそのモチベーションの軸が違うことは把握しておくと良いのではないかと思う。


〇 「自分たちは大丈夫だ。」「自分たちはいつも努力しているから絶対に悪いことにはならない。」「自分たちに限って最底辺の組織であったり、社会に迷惑をかけてしまっているわけがない。」などという気持ちがどこかにあるのではないだろうか。そういう願望や期待を頭のどこかに保有しているだけで、どこか現実を直視できていないところがあるのではないだろうか。そのような期待や願望、希望によって自らの組織の醜さとレベルの低さに蓋をして見ようとしないのは、まともに改善できる力がないからだと思う。解決する力がないことがまさに問題であるのだから、悪いものは悪いとして自己評価を下すところから始めた方がいいと思う。きっとどこかに願望があって、「自分は悪くない」というような無知な傲りがある。それを潰していこう。それを保有したままでは、いつまでも組織の改善と成長はないだろう。心中が潰れそうになるかもしれないが、そこを越えていかずして問題を解決できると思っているようでは甘いと思う。


〇 経営上、万策尽くしているならば、あとは自分の傲りとの闘いだと思う。これが何とも難しい闘いだ。いかに絶望や苦悩を越えていけるか。夢を潰し、理想を潰し、どこまで暗闇に向き合えるか。物事が人々の心によって生み出され、運用されていることを理解すれば、確かに自分の傲りが暴走しては上手くいかないことは分かるのだけれども、自分だけ損したり犠牲にあってしまったりするような不必要な苦痛は受けたくない。その程度を探りながらではあると思うが、いかに負担を引き受けられるか。そのところが物事を成り立たせていく上で非常に大きな課題となることがあると思う。


傲り消滅基準

 

 会社組織で、「受け手にとって不愉快な言動」が「傲り」に認定されるかどうかをより正確に判断するため、「傲り審査基準」を考えてみる。


● 二重の基準論

 会社組織の人間関係の中で、職務において受け手にとって不愉快な言動があった際、まずこの二重の基準論に当てはめて分類することになる。上司は部下に比べ職務経験の量や指揮監督権などの力関係があるため、その傲りを組織運営の過程で是正していくことが非常に困難である。そのため、「上司の傲り」は「部下の傲り」に比べてより厳しく審査されるべきだと考えられている。「二重の基準論」を使った第一の審査を通過すると、傲りの対象は下記の【上司の傲り規制】と【部下の傲り規制】へと分けられる。



【上司の傲り規制】

「上司の傲り規制」については、「部下の傲り規制」に比べてより厳しく審査されることが通例である。「上司の傲り規制」は、さらに〔指揮命令規制〕か〔言動規制〕かに分類される。



〔指揮命令規制〕
事案が上司からの職務上の指揮命令による場合、この「指揮命令規制」で審査される。この場合、下記の二種類の基準から選ばれて適用されることが多い。


○ 「事前抑制禁止の法理」 … 部下の意見を十分に聞かないまま、勝手にルール変更したり、禁止事項を増やすなどの行為は「傲り」となる。


○ 「明確性の原則」 … 自分の指揮命令の内容が明確でないにもかかわらず、後から部下に文句を付けるなどの受け手にとって不愉快な言動は「傲り」となる。この基準は、別名「漠然不明確のゆえに傲りの法理」、「過度に広汎性のゆえに傲りの法理」ともいわれる。



〔言動規制〕
事案が上司の言動である場合、この〔言動規制〕で審査される。〔言動規制〕については、[職務中の規制]と[職務外の規制]で審査基準が異なる。


 [職務中の規制]
職務中の言動、職場内での言動については、主に下記の基準が使用される。


○ 「明白かつ現在の危険の基準」 … 受け手にとって不愉快な言動は、職務において明白かつ現在の危険を避けるために他に取りうる手段がない場合以外はすべて「傲り」となる。


 [職務外の規制]
職務外の言動、職場外での言動については、主に下記の基準が使用される。


○ 「時・場所・方法の基準」 … 受け手にとって不愉快な言動は、より適切な他に選びうる時・場所・方法がある場合は傲りとなる。この基準は、別名「TPOの基準」ともいう。




【部下の傲り規制】
「部下の傲り規制」については、「上司の傲り規制」に比べて緩やかに審査されるのが通例である。二重の基準論によって「部下の傲り規制」に分類された場合は、下記の〔安全目的以外の規制〕と〔安全目的の規制〕かが審査される。



〔安全目的以外の規制〕


○ 「より不快でない他に選びうる手段の基準」 … 職務において安全・安心など切迫した事態に対する事案以外について、受け手にとって不愉快な言動をする際は、同じ効果を発揮できるより不快でない緩やかな手段がある場合には「傲り」となる。この審査基準は、職務において安心や安全性以外の問題について話し合う際などで、受け手にとって不快な言動があった際、他にもっとマシな言い方がある場合には「傲り」となるものである。



〔安全目的の規制〕 


○ 「明白性の原則」… 職務において安全・安心など切迫した事態に対する事案について、受け手にとって不愉快な言動をする際は、内容が著しく不合理であることが明確な場合にのみ「傲り」となる。この審査基準は、職務において安全性についての問題を話し合う際などで受け手にとって不快な言動があった際に採用される基準である。この基準が「傲り」に認定される範囲を極めて狭い範囲に限定しているのは、安全・安心にかかわる問題については問題が起きてしまった時の被害が重大であるため、たとえ言動が受け手にとって不愉快な内容であったとしてもより多くの人が考えを深めていく機会を抑制するべきではなく、積極的な発言や行動を保障しようとするためである。そのため、言動の内容が著しく不合理であることが明確な場合にしか「傲り」とはならない。

 


傲り消滅ミュージカル


 人生で起きうる傲りの心を分類、体系化し、その要素を抽出した様々な傲りを持った登場人物が現れる様を象徴的に描く。


 その傲りを持った人物に疲弊する周囲の者や部下などの苦しみを描き、傲り消滅への戦いや高度な心理戦を描く。 

 傲り消滅に挑む者の自らの傲りとの戦いをも経て、確かな傲り消滅へと希望を見出していく道筋を描く。

 そんな社会を共有しているすべての人々の心理をまとめ上げていく結末を用意する。


傲り消滅党


 (傲り消滅党は架空の政党です。)

演説:「私たちは、『傲りのない国』を目指して取り組んでまいりたいと思っております。国家運営において様々な議論がありますが、議論が対立したときに、『やっぱりそれは傲りなのではないか』と思うこともあると思うんですね。そんなところに注目し、まずは傲りのないように進めていくことを提案してまいりたいと思います。それが傲り消滅党の役割であると思っております。人類の英知を結集してもなお人は揉めるんですね。それは、もう英知の問題ではないのではないかと思うんですね。そうですね。傲りだと思うんですね。しかし、そんな傲りがあると指摘する自分が傲りですね。ですから、そんなことを正面から戦うように主張するのではなく、様々な活動を通して傲りを消滅させていくお仕事をさせていただこうと思っているんですね。それが組織社会、日本社会の意思決定に求められているのではないかと思うんですね。傲り消滅党は大々的な政党として活動するつもりはないんですね。そんなことしたらもう、傲りですね。しかし、小さな弱々しい政党でありながらも、あるのとないのとではまったく違った影響を与えられるのではないかと思うのですね。そんなこと言ったらもう傲りかもしれませんね。ただ、そういった政党として取り組んでいきたいと思っております。細々と、静かに、穏やかに、傲りなき形で、活動を続けてまいりたい。これが、私ども傲り消滅党の願いですね。何が傲りに当たるのか、そんなことも国民の皆さんから様々な議論をいただくかもしれません。お叱りを受けることがあると思います。それでもですね。傲りのないように進めていきたいと思っております。傲りのなさを広めていきたい。自身の中で、自覚を深めていきたい。この一点で、この国の傲りなき納得感の高い静かな意思決定を導いてまいりたいと思うんですね。それが、すべての国民の皆様にご納得いただける決断を導くと思うんですね。具体的な政策は他のそれぞれの政党が持っていらっしゃると思うんですね。私どもはそんなに優れた政策を持っておりませんので、傲りなきすり合わせを頂けるようにしたり、他党の良いところを取り入れながら進めていきたいと思っています。共感いただけましたら、傲り消滅党を応援いただければ幸いでございます。今日は、皆様の貴重なお時間をいただきありがとうございました。ご清聴いただきありがとうございました。ありがとうございました。」


演説:「私ども傲り消滅党は、各党の議論の中に苛立ち、焦り、不安、怒りなどがあると思うんですね。それを取り除き、できる限りそれらを消滅させていくための緩衝材として活動してまいりたいと思います。それぞれの主張の大切さをお伝えていく上では、声を張り上げなくてはいけないときがありますね。その役割は分かった上でなのですが、それに加えてご自身で傲りを砕くことは大変な労力ですね。それを傍観したままで、大変な役割をお引き受けいただいている方にそんなにご負担を背負わせてしまうようなことをしてしまうのは、やっぱりいけないんじゃないかと思うんですね。それは傍観者の傲りではないかと思うんですね。ですから、私たちが両方の傲りを吸収、緩衝する役割としてお引き受けいたしたいと思っているのですね。『議論を熟成させるための調整役として議論に参加していく』という姿勢を国民からのご支持を頂けるのではないかと思っております。各党が自らの政策の正当性を主張するだけでは、なかなか折り合いをつけられないことがありますね。それを、折り合いをつけ、納得感の高い最善解を導けるように働きかけていきたいと思います。ご支持を頂けなかった場合には、自らの傲りを認めて即解散いたしたいと思っております。そういう政党でございます。」



ポスター:「傲り消滅、自覚しかない。」


スローガン1:「傲りをなくして多数決。これが一番。」


スローガン2:「それは敵ではない。自らの恐れだ。」


スローガン

「傲り消滅なくして、景気回復なし。」

「傲り消滅なくして、地方創生なし。」

「傲り消滅は、まず質よりも量が大事。」

「お求め以上の傲り消滅」

「年中無休の傲り消滅」

政党のシンボル:「低反発枕」「低反発ジェル」などをイメージしたシンボルマークです。このシンボルには、「対立する議論の緩衝材としての実力」という傲り消滅党の哲学が反映されています。また、攻撃を吸収して調和に導く合気道の精神も参考にしています。

マニフェスト

 

>特定の政党・政策方針をむやみに支持しない。
>自分の正当性のみを主張して敵をつくるようなことはしたくない。
>自らの傲りを自覚しながらも、傲りなき議論を深めたい。
>多数決主義を絶対視するようなことはしない。
>国民全体の調和的意思決定を導きたい。


 こんな思いを持つ一定の勢力として意思決定の場に働きかけをしていくことにより、国民の皆様の調和的で幸せな生活を実現してまいりたいと思います。傲り消滅党が議席を確保することで、そのような傲りなき意志を意思決定の場に持ち込むことができます。傲り消滅党は、それこそが、国民の皆様の納得感の高い決定、真の安心感、確かな幸福感をつくり出せるはずだと考えています。


 また、傲り消滅党は、他党に対して戦いの中で生まれた「傲りスパイラル」から引き下がれる機会を提供していきたいと思います。引き下がる潔さ。そんな機会を用意できる傲りなき提案者でありたい。そんな姿勢で他党との論戦に臨んでまいります。どうしても傲りスパイラルから抜け出せない場合には、共に身を切ってまいりたい。それこそが傲り創生党の役割です。対立する議論の緩衝材として存在する実力として仕事を全うさせていただきたいと思います。

加憲案


 傲り消滅党は、憲法9条に3項を加憲いたします。


加憲案
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第2章 戦争の放棄


〔戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認〕
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

3 傲り消滅、自覚しかない。

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 この条文を入れることによって、様々な議論があってもすべての主張者が過激になることなく、より妥当な結論をじわじわと導いてまいりたいと思っております。もともと明確に割り切ろうなんて思っていません。変化する情勢の中で、傲りなき妥当な判断を導くための歯止めとしての機能を加えるのです。これが、傲り消滅党の加憲案です。


 傲り消滅党は、憲法の「平和主義」「国民主権」「基本的人権の尊重」の3本柱に加えて、4本目に「傲り消滅」を加えたいと考えています。これを、国家の基本原理にしたいと考えています。